満たされる
触れる事も
出来ないけど
それでも知っていた
この世界に
充満している何か
空を見上げてみる
届かなくても
手を伸ばしてみる
触れられなくても
それはそこにあって
僕はその事を
誰よりも知っていたんだ
身近にあって
とても遠くて
それでも知っている
僕は誰よりも
この世界が好きだ
僕は誰よりも
この世界が好きだ
痛みも柔らかい感触も
内包して存在する
僕は誰よりも
この世界が好きだ
いい事も
嫌な事も
欠ける事のない
この世界の要素なわけで
だから共存する
僕もこの世界に共存する
だって
僕はここに生きて存在しているから
否定してもいいと思う
肯定してもいいと思う
味方もいれば敵もいる
その全てがあって欲しいと願う
その全ては内包されているから
僕は光も闇もある
この世界が何より好きだ
僕はここに存在しているから