どんなに悲しくても
ここで生きるしかなくて
それは
多分果てしない道程の
ほんの途中で
何処に辿りつくのかも
まだ解らないままに
どんなに切なくても
今見ているものが現実で
それ以外にありえなくて
でも
どうしても受け入れられず
だから
目を背けるしか出来ない
そんな夢でさえ
否定してもままならなく
肯定しても無意味で
抜け落ちた残響が
僕の中で延々と巡りだし
底なしの記憶に
僕は決して救われる事は無く
僕には全て偽善に見えるんだ
それが全て偽善に見えるんだ
どんなに苦しくても
ここで生きるしかなくて
それは
決して終わらない事の
ほんの序盤にすぎなくて
何処から始まったのかも
未だに解らないままに
価値のある物が信じられないんだ
誰か教えておくれよ
世界は素晴らしい
誰かが言ったけど
僕に解る言葉で誰か教えておくれよ
それは
多分果てしない道程の
ほんの途中で
何処に辿りつくのかも
まだ解らないままに
僕の存在の定義は何処に？