君はがんじがらめに
様々な何かに縛られて
気付きもしていない
そんな何かに縛られて
それはきっと
世界に洗脳されている
それに等しくもあり
その姿は
ある種のグロテスクさと
美しさを伴い
そんな無慈悲な世界で
君は何を願う?
それはきっと
機械の様な正確さで
飴とムチを使い分けて
削り取っていく
何を思っても
何を願っても
世界の構成要素としての
意味しか持たず
誰にも気付かれず
僕達の不自由さは完成されている
そんな無慈悲な世界で
君は何を願う?
僕は其処にいたんだ
君も其処にいたんだ
きっと神様だって
その存在証明をデリ−ト出来ない
その次の世代へと
唯一無二の僕達は
きっと残っていくんだと
僕にはそう思える
その存在は追憶の中で
その証明を記憶に刻み
その足跡が唯一無二で
否定出来ない
確かな意義を持って
そんな無慈悲な世界で
君は何を望む?