吐き気がするほど
他人様に何かを
期待している僕に
ヘドが出るよ
愚かしいくらい
崩壊寸前な僕は
何処にも生き場所が
ないわけだし
君が見る程に
僕は強くも
美しくも
賢くもなければ
特に目的も無くて
それを美学だと
馬鹿馬鹿しいくらい
信奉してたあの頃が
無意味に懐かしい
とっくの昔に
安全装置は
壊れたままで
放置されて
それを治す度胸も
とっくに壊れたままで
親切な君の笑顔が
これ以上無いくらいに
忌々しくて
さぁ愛しい世の中の
偽善者諸君に快哉を
叫んだ振りをして
僕は貴女の味方ですよ
僕は貴方の味方ですよ
僕は彼方の味方ですよ
陳腐すぎたそのフレ−ズが
耳に焼き付いて
離れようとしないんだ
気分はどうだい
大嘘つきのクズな
台詞しか吐けない
気の毒な偽善者諸君
それでも
過去の栄光が
愚かしいほど懐かしく
だから僕にはこの世界が
あなた方の善意が
灰色に染まって見えるのです
思い込みの異常者さん
独りよがりの自傷者さん
反吐が出そうな自虐を胸に
今日もほらほら
血を見る毎日なのですよ
僕は退屈なのです
僕は退屈なのです
僕は退屈なのです
僕は退屈なのです
代用品を盾にした
君たちの存在が退屈なのです
吐き気がするほど
他人様に何かを
期待している僕に
ヘドが出るよ
愚かしいくらい
崩壊寸前な僕は
何処にも生き場所が
ないわけだし
君が見る程に
僕は強くも
美しくも
賢くもなければ
特に目的も無くて
それを美学だと
馬鹿馬鹿しいくらい
信奉してたあの頃が
無意味に懐かしい
通過点で留まっているがいいさ
僕は安全装置を解除して
安全装置に縛られた
君らを笑ってあげましょう