第二段(笑)

JIN-ROU[人狼]

最初に言っておきます

アニメです

押井守さんというこの業界では有名な方の作品
代表作:「攻殻機動隊」「ケルベロス」「天使のたまご」等
※攻殻機動隊は、かの「マトリックス」のベ−スになってたりします


時は昭和中期
第二次世界大戦に敗戦した日本はドイツの占領下に置かれる
※この世界ではアメリカではなくドイツが戦勝国という設定
敗戦の痛手を乗り越え
高度経済成長にさしかかろうという時期
国内では安保体制に反対する学生運動が激化する

銃火器で武装し、ゲリラ化した犯罪者に対抗するべく
プロテクトギアと重火器で武装した特殊機動隊を国家警察として組織する

…だが…


あまりにも正義感が強すぎる彼らは「ケルベロス」の俗称で呼ばれ
犯罪者に恐れられつつも
行き過ぎた捜査活動に世論が反発
警察組織内からも孤立していく


お父さんお母さんの世代なら体験している
全共闘時代
安田講堂事件なんか特に有名ですよね
「ケルベロス」「人狼」は、その時代を別の角度から見ている物語です
※ちなみに上記のレビュ−は「ケルベロス」シリ−ズの基本設定




ケルベロス部隊を有する警察組織「首都警」
そこに籍を置く警察官「伏一樹」
とある作戦中、自分の目の前で女子高生が手榴弾で自爆してしまう


数日後

非番の彼の前に「自爆した少女の姉」と名乗る人物が姿を表す

彼女の正体は?
そして謎の「人狼」とは?



物語全般を通して言えるのは
捨てられた犬の物語と、「赤頭巾」の物語に対する悲しいメタファ−
内容としてはそんな感じです


作中の言葉から抜粋


我々は犬の皮を被った人間じゃぁない

俺たちは人の皮を被った狼なんだよ…