役所コウジ(だから字ぃわかんないんだって;)・萩原聖人・うじきつよし主演
ベッドで微笑む娼婦
男は娼婦に寄り添いそこから事件が始まります
首を「X」の字に切り裂かれた死体
何故か簡単に発見・検挙・自首されてしまう容疑者
精神疾患の妻を持つ高部刑事(役所)はその連続殺人事件を追っていた
そして容疑者達と接しているうちに一人の男が走査線上に浮かぶ
彼の名は「マミヤクニヒコ(萩原聖人)」
記憶喪失者のマミヤと接しているうちに
現実と妄想が交錯する奇妙な世界に高部は迷い込んでしまう
凄まじく暗くて
凄まじく難しい映画です
でも好きです
特にこのシ−ンが
マミヤ「…あんた誰だ?」
刑事「本部長の藤原ですが」
マミヤ「ふ〜ん……んであんた誰だ?」
刑事「本部長の藤原だと言ってるだろうが!!!」
マミヤ「くっくっくっく…いいかぁ?もう一度だけ聞くぞ?本部長の藤原…あんたは誰だ?」
刑事「貴様…私の何が聞きたいんだ!!」
マミヤ「…それは自分で考えろ…」
「CURE」とは「癒す」という意味です
この映画は何を癒したかったのでしょうか?
※初めてCUREを見たとき、人間の内面に戦慄しながらも不思議と心地良かったのをおぼえてます
しかしこの映画は決して「癒し系」なんかじゃありません