邦画の傑作だと自負出来ます…

スワロウテイル

岩井俊二監督作品
出演:CHARA・江口洋介・伊藤あゆみ・山口智子・渡部篤郎・三上博史…他


世界で、まだ「円」が一番強かった時代
この国には「円」を求めた外国人が多数流入してきた
そんな彼らはこの国を円の都「円都(イェンタウン)」と呼んだ
しかしこの国の住人は彼ら外国人を忌み嫌い
彼らを円の盗賊「円盗(イェンタウン)」と呼び蔑んだ
少しややこしいけどこの物語は
イェンタウンに住んでいるイェンタウン達の物語り…


こんな件で始まるこの物語
主人公のアゲハ(伊藤あゆみ)は、売春婦の日本人から生まれたイェンタウンの孤児
そんな彼女は住んでいたスラムを追い出され、同じくイェンタウンの売春婦グリコ(CHARA)に預けられる
イェンタウンとして「金を稼ぐ」事を第一に
グリコと同じスラムで生活しているフェイホン(三上博史)やラン(渡部篤郎)達と共に新しい生活を始める


幸せとは何か?

金があれば幸せでしょうか?
それとも他の何かで満たされれば幸せでしょうか?
何と言うか…
「う〜ん…よく解らないけどわかるや…」
っていう感じです
描写一つ、台詞一言が心に突き刺さる
この映画はとてもシンプルなだけに
かなり難しい映画です
オレも未だにこの映画を語りきる事が出来ません
少なくともこの映画を始めて見たとき
「スワロウテイル」を見て本当に良かった
と、心の底から思えました


皆さんの心には何が残るのでしょうか?