行ってきたぜサマソニ05!
マッドカプセルマ−ケッツ、スリップノット、ナインインチネイルズ、…ets
この面子で燃えないならお前は男じゃない!
そんぐらいの気合の入り方で当日を迎えたわけですが
なにぶん緊張のあまり充分な睡眠をとる事が出来ず
当日の睡眠時間はたったの1時間!(やったぜ俺様!)
神よ…俺に死ねと言うのか…
何はともあれ9時に現地入り
長蛇の列になっている物販に並んでみる
そうこうしているうちにマリンスタジアムからは派手なハ−ドロックが
何やら楽しそうだぞおい
とりあえず「NIN」のシャツとカモフラのサマソニリストバンド
お遊びで「粗品」と書かれたタオル(笑)をGET
物販を撤退しさっき書いたマリンスタジアムのライヴに行ってみる
演奏していたのは「TOWER OF THE LONDON」
ツレよりは洋楽に詳しいがこのバンドは俺も知らなかった
曲調はロンドンパンク…ブリティッシュロック…そんなとこだろうか?
初めて聞くが中々かっこいい(嬉)
ボ−カルの金髪の人もシャウトしまくりで
よく見るとシャツに日本語で何か書いてある
…「自己表現」…
※サマソニサイトで確認
スバラシイぜブリティッシュ!
いやぁ一発目から楽しい楽しい!
タワ−オブザロンドンはそれがラストだったっぽく
その後とりあえずメシを食うのも兼ねて幕張メッセへ移動
※サマソニTOKYOは幕張メッセ(屋内)とマリンスタジアム(野外)の2つの会場がある
とりあえず珍しいものを食おうという事で
俺はパキスタンのチキンカレ−とシシカバブ
ツレは冷やし坦々麺をチョイス
…したのだが
めっさマズ!(笑)
カレ−は辛さしかないし坦々麺は酢の味がキツすぎる
カウントダウンジャパンのときも
「アフリカ焼き鳥」というふざけたジャンクフ−ド食って大失敗したわけだが
「珍しい」を優先して食うと失敗する運命なのだろうか
不味い飯を食った後で一服
喫煙所の横でHIPHOP調の何やらかっこいい曲が聞こえてくる
これがフェスのいいところなのだが
「面白そうなら入る」
これは結構いい経験かもしれない
演奏してたのは「ライムスタ−」
J−HIPHOPのバンドで正直度外視してたが
これが中々かっこいい
重低音のスクラッチとラップ
クラブミュ−ジックも結構カッコいい事が判明
まぁドラゴンアッシュとかも好きだけどね(笑)
それから三時までとりあえずその辺を回ってきたり
フットバスでリラックスしてみたりする
3時になってマリンスタジアムへ再度移動
ここからがある意味本番
マッドカプセルマ−ケッツ光臨!
そりゃもうすげぇすげぇ客の熱い事(笑)
一発目は「トライヴ」
ところがここで最悪のアクシデント発生
モッシュのど真ん中だったらしく揉みくちゃにされ
意識を持っていかれそうになり脱出しようと後退したら
いいなり背中を10数発ぶん殴られる
恐らくは「邪魔だ」という意思表示なのだろうがやり過ぎだとは思わないか?
辛うじて保っていた意識が飛んでその場にぶっ倒れる俺…
周囲のマッドファン3人(かな?)に助けられ後ろへ移動させてもらう
※みんなありがとう…そして水注してごめん…
暴れ組とヘドバン組の境界線まで(ほんとに境界線だった)撤退
そこでモッシャ−の邪魔にならんように頭を振りまくる
「COME」「カオスステップ」「GAGALIFE」と
俺の大好きなナンバ−を立て続けにやって場の空気も更にヒ−トアップ
「ISLAND」→「MIDISURF」と続いて
ラストは「KAMI−神歌−UTA」(最高だマッド!)
実は今回のライヴでギタリストが「室姫深」というギタリストで
サイドギタ−のサポ−トを除けば
実はデビュ−当時のメンバ−での演奏だったようで
気絶事件で消沈してた俺だがこれを聞いて体が歓喜で震えてきてた
その後ツレとちょっとはぐれてしまい探していたのだが
暑さでまた倒れそうだったので水を三本買って一本丸ごと頭から被る
その場で地面に大の字になって寝ている二人組としばし談笑
どうやらフジロックとかにも参加している猛者だったらしく
「この日差しでマッドは辛い(笑)」と言ってました
お互いの状況でひとしきり笑いあった後、彼らは手を差し出して
「グッドラック!お互い頑張ろうな!いいフェスを!」と言ってくれた
この一言だけでもさっきの気絶を忘れられたですよマジで
「ぱぁん!」といい音をさせてハイタッチ
その後ようやっとツレと合流、近況を報告しあう
本当なら一度別れて俺はPOLYSICSのライヴを観る予定だったのだが
ISLANDステ−ジのトラブルでライヴは止まっているとの事
しばし時間を潰しマリンスタジアムにて次のバンドは「スリップノット」!
実はスリップノットも初体験
全員覆面を被ったスラッシュバンドという事しか予備知識が無かったのだが
もう面白い面白い!
曲名も何もかもがまったく解らなかったのだが
彼らの派手なパフォ−マンス、強烈なヘッドバッキングは神業の域だと思う
曲もめっちゃくちゃカッコいい!
中盤に差し掛かったところでヴォ−カルの人ことコリン氏が
「オマエラ、シッダウン!」
座れって事か?
ライヴ中だというのに客席全員が座っている
ある意味凄い光景だ(笑)
「サイン!ジャンプ!OK!?」
なるほど、合図したら飛べという事だな?(笑)
しかしそれにつられて「イエァァァァァァァァ!」と数人の客が立ってしまう
「ノノノノノノノノノ(チッチッチ)」
この人おもしれ−(覆面だけど)
ドラムのリフに続いて爆音のギタ−!
それと同時に座っていた客が全員
割れんばかりの大歓声で「イエァァァァァァァァァァァァ!!!!!」と一斉にジャンプ!
凄い光景だった
何より凄く楽しい
そうこうしてるうちにスリップノットもラストナンバ−
「Yours are we brother!!!!」
初体験だったが最高のライヴだったと思う
実はこのとき初めて「モッシュ」をやってみた
いつも突き飛ばされる方で少々癪だったしね(笑)
モッシャ−に混じって数発の体当たりをかましてみるがこれが結構楽しい
何はともあれ最高の一発だった
そのままマリンスタジアムに残りラストのバンドは
待ってましたNINE INCH NAILS!!!
スリップノットの時とは違い皆固唾を飲んでステ−ジに見入っている
そしてSEが始まり「Let's Go!!!!」とNIN・トレントレズナ−が光臨!
一曲目は「WISH」
客席もノリまくり!
俺も負けずにありったけの大声で「FIST FUCK!」と叫んだりしてた
MCは一切無く怒涛の様に曲が流れる
「CLOSER」「gave up」「happiness in slavery」「sin」等の名曲も飛び出し
新作「With Teeth」からのナンバ−も飛び出し
ラストは「HEAD LIKE A HOLE」でシメ
もう無我夢中で曲は少ししか覚えていないですよ
なにしろNIN、マイケル・トレント・レズナ−は俺にとって神にも等しい「存在」なんです
髪を短く刈り込んだトレントレズナ−は何か吹っ切った感じでイカしてました
ギタリスト(キ−スか?)もギタ−を振り回し物凄いパフォ−マンスを連発
スリップノットやマッドカプセルマ−ケッツの時のように
大暴れする客こそいなかったもの
魔界にでも入り込んだような異様な雰囲気のライヴでした
何ていうかトレントレズナ−本人の苦悩とか怒りとかが一気に暴走した感じ
「これがNINのライヴ」という異様な感動を覚えました
「HEAD LIKE A HOLE」の後でギタリストがアンプごとギタ−を破壊
メンバ−が下がった直後に盛大に花火が上がりました
「人の集まる花火大会なんて大嫌い」と言っていた俺ですけど
この花火は一生の思い出に残る事でしょう
総合的な感想
疲れた
とりあえず祭りの場で悪意を持って人を殴るのはNG
俺の神が光臨された!
以上!
とにかく最強の夏休みを過ごせたのは事実!