いきがるのも程々に

自称「ヤクザ」を考える

例のガキンチョコミュニティ「ぱどタウン」
そこに限らずだが
「俺はヤクザの息子だ!偉いんだぞぉ!」みたいなヤツは結構いる
もっともそいつらは100%「自称」なわけだが
上記コミュニティにも
「●●組」「●●連合●●会」みたいな
今時チンピラでも思いつかないような仰々しいネ−ミングのグル−プが
それなりの数存在するのも事実

ヤツらのオフィシャル(?)を見てみる
「ル−ル1・目上の組員には敬語!」
…いつから「目上」になったんだか
とまぁ、こういう具合で
1文字ごとにツッコミ入るような痛いヤツが結構いる
ネットなら何名乗ってもいいとでも思っているんだろうか?

それに留まればいいんだが
「俺は●●組(実在広域指定暴力団)の息子だ!」とか名乗るヤツもいる始末
おいおいおいおいおいおいおいおい!!!
マジモンに見つかったら殺されるぞ!

そういう奴に限って
詳しく問いただすとあっさりメッキが剥がれたりする
事実上記の広域暴力団名乗ったやつも
こっちがそういう知識がある事を前提に話聞いたら
「ごめんなさい…嘘つきました」
と、あっさりメッキが剥がれたわけだ

もっとも洒落にならんヤツも実在する

オンラインで「組」名乗ってたグル−プの構成員(?)が
「組を抜ける」とネット上で言ったところ
グル−プの他の連中+リ−ダ−でそいつを実際に半殺しにした事件があった

現実と虚構の区別がついていないのだろうか?
ネットは所詮「虚構」の世界であって
モニタ−のこっち側にいる自分の顔を一旦鏡で見てみるといい
それが嫌で虚構の「自分」になりきって上記のような凶行に及んだのだろう

街のヤンキ−はともかくとして
実物の暴力団をナメない方がいいと思う
いくら顔の見えないネット上での事であっても
そこで「実物」の名前出していきがるのは愚の骨頂
「誰に見られているか解らない」ネットの不文律
連中はそれが解っているんだろうか?

「自由」という言葉は「身勝手」とは違う
あくまできっちりとした自己管理の上で成り立っている
俺は色んな人からそう教わった
ネットは確かに顔も見えないし身勝手がまかり通る危険性もある
だからこそ自己を自覚し
手に余るような状況には手を出さない事が大事なんじゃないだろうか?

ネットでいきがるのも結構
その前に「己は何者なのか」
それを再確認していただきたい